まいほびー

体験談を語ったり、身近にあるものを紹介したりします。

SCP-026 - 終わらない放課後

人々は悪夢について訴えていました。ほとんどの学生、いや一部の職員もですね。常にその内容は終わりのない学校というものでした。-SCP-026の前校長、████ █████
引用元:http://scp-jp.wikidot.com/interview-log-026-01

SCP-026 - 終わらない放課後

SCP-026 - SCP財団

SCP-026の簡易的な解説

SCP-026は、三階建てのパブリックスクール校舎です。

SCP-026

SCP-026のイメージ

SCP-026内にある落書きや黒板などへの書き込みは、消えたり、現れたりして位置を変化させます。
内部に持ち込んだメモや資料などは白紙になり、書かれていた文字がSCP-026内に出現します。

また、校舎内には、当該校の████年頃の制服を着用した生徒や教授が昏睡状態で発見されています。
彼らは、校舎内においては必ず目を覚ましませんが、校舎外に連れ出すことで目を覚まします。
しかし、目を覚ますと同時に急速な脱水状態に陥り、体が腐敗して死亡します。

校舎内で寝た人も昏睡状態に陥りますが、外に連れ出すと目を覚まし、脱水症状も体の腐敗も起こりません。

校舎内に存在する生徒や教授の何人かは、学校閉鎖後に失踪した卒業生や教授であることが確認されています。

最近では、SCP-026の調査に従事していたDクラス職員やエージェントが忽然と姿をくらまし、SCP-026内で発見される事案が発生しています。
その後のインタビューで、彼らは全員、SCP-026の調査後に悪夢を見ていたことが判明しました。

SCP-026の魅力

SCP-026の魅力は、得体のしれない不気味さです。
SCP財団が設立されたころに作られたSCPですから、どれだけ面白いかではなく、どれだけ不気味かが重点的に作られています。

「探査ログ」ではSCP-026内をエージェントとロボットが探索をするのですが、SCP-026が認識の改変を引き起こし、エージェントが見ている光景とロボットが見ている光景が全く違うものになっていて、不気味さを際立たせています。

「インタビューログ026-08」ではSCP-026の担当のエージェントが悪夢を見続けていることを訴えています。また、最後のほうで財団の冷酷さを垣間見ることができます。

SCP-026の報告書だけを見るのでなく、インタビューログや探査ログなどにも目を通して、その不気味さを、ぜひ味わってみてください。

SCP-026 - SCP財団

 

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「SCP-026 - 終わらない放課後」は"DrEverettMann"作「SCP-026」および、SCP財団日本支部による「SCP-026」翻訳に基づきます。

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