SCP-038 - 全てが生る木
全ての職員に思い出してもらいたいが、SCP-038は決して、繰り返すぞ、決してオモチャではない。SCP-038は車の鍵や、動画媒体、音楽媒体や自販機の品物を複製するために使ってはならない。このような振る舞いが続くなら、私はSCP-038への接触制限を行うことになるだろう。 - クライン博士
引用元：http://scp-jp.wikidot.com/scp-038
SCP-038 - 全てが生る木
SCP-038の簡易的な解説
おもしろい解説が「アニオタWiki(仮)」にあるので、興味のある方はそちらをご覧ください。
SCP-038 - アニヲタWiki(仮) - アットウィキ
SCP-038は、リンゴの木のように見えます。
しかし、ただのリンゴの木ではありません。
SCP-038は樹皮に触れたものを何でも複製することができます。
りんご、みかん、ナスなどはもちろん、DVDやテレビ、ワインなんかもいけちゃいます。もちろん、人間も・・・。
ただし、複製できるのは90.9kgまでという制限があります。
それを超えるものを複製する場合、途中までは複製できますが、90.9kgに達した段階でピタッと止まってしまいます。
また、複製物の寿命は平均２週間程度なので、生物の複製は推奨されていません。
だって、急激に老けちゃいますからね。
SCP-038の魅力
SCP-038の魅力は２つあります。
一つは補遺です。
財団職員といえども人の子、こんな便利なSCiPがあったら使ってみたくもなりますよね！まあ当然、私用で使ってはいけないので、SCP-038担当のクライン博士が「これもダメ！あれもダメ！」と様々な物品の複製禁止の要求をしていきます。
しかし、その後も私的利用が止まらなかったので、最終的にはクライン博士がキレてしまい、SCP-038を利用しての複製を禁止することを表明しました。
報告書では、「クライン博士は職員による〇〇の複製禁止を要求しました」という風に淡々と書かれていて、その面白さが際立っているので、ぜひご覧になってみてください！
そして、もう一つの魅力は実験ログにあります。
SCP-038を使った実験で「非生物である動的物体の複製調査」という名目で、皆さんご存じのあのSCiPがSCP-038の収容施設へと駆り出されます。
しかし、複製こそ開始はされましたが、90.9kgに達してしまったため、途中で複製が止まってしまいます。
果たして、そのSCiPとは一体何なのか！？不完全なまま複製されたSCiPは異常性を発揮するのか！？続きは、報告書からご覧になってください。
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SCP財団日本支部
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「SCP-038 - 全てが生る木」は"著者不明"「SCP-038」および、SCP財団日本支部による「SCP-038」翻訳に基づきます。
http://www.scp-wiki.net/scp-038
http://scp-jp.wikidot.com/scp-038
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